ルルのエッセイ


by rurucafe

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なける

自分のことをよくわかってくれる人が、すぐ近くにいる。
それってすごいしあわせ。

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by rurucafe | 2006-09-21 20:59

永遠の仔

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「永遠の仔」を見ました。
6年前のテレビドラマです。たまたまケープルテレビで放映していたのを何気なく見て、それから続きが気になったので、結局レンタルしました。

ご存知の方は多いと思うのですが、幼少のときに親から虐待を受けた子供のその後の姿を描いた小説のドラマ化です。
その根底にあるのは、「自分は生きていてよいのか」という問いかけ。
愛情を受けて育った人間には産まれないであろう疑問、疑念。そして自分の生きる意義を必死で探し、そして苦しんでいます。

幼児虐待のニュースは珍しいことではなくなってきた今、改めてこの作品を見て感じたのは人には無償の愛を受ける時期があることが必要なのだということです。幼児虐待を受けた子供は、まずは自分を責めると聞きます。オトナから見れば、何も抵抗できない子供をたたいたり蹴ったりするなんて何てひどいのだろうと親を責められるけれど、親から愛情を受けられないで、本来愛してほしい人から暴力を受けると「自分が悪いのだ」と小さな胸で思ってしまうと言われています。
まだ親ではない自分、今まで自分の好きなように生きてきて、いざ子供ができたときにそれ以上に愛をたくさん与えられるだろうかと不安になることもあるのですが、こんな風に辛くて暗い、そして苦しい思いをすることになると思ったら、上げた手を収めることができるのかもしれないなと思います。

何度かここでも話をしている、今精神的に不安定な友人。結婚して、一生の伴侶だと覚悟した相手からの暴力、暴言。それに耐えた日々を思うと、とても切ないのです。きっと彼女のことだから、最初は「ワタシが悪いのかもしれない」と、心の中に収めたのでしょう。そして意味のない攻撃にどうにか耐えようと努力したでしょう。まわりから「もう少しがんばってみようか」と言われ、自分の気持ちを押しとどめて辛い部屋に帰ったのでしょう。相手からの「ごめんね」の言葉に何度か自分の未来を預けてみたのでしょう。
その耐えた日々が彼女を蝕んでいました。その巨大な猛獣は突然に牙を剥いて、彼女に襲いかかったのです。

自分の存在を否定しなくてはならない、自分の生きることについてすら疑わなくてはならない、そんなこと、あってはならないと思う。

ドラマの随所でのご都合主義的なところは気になるものの、全体に流れるテーマの一貫性はとても惹かれるところがあります。そして昔から存在を認め合った三人の生き様も、力強くて心に響きます。
そして、傷つき合ったもの同士でその存在を肯定するのです。「わたしたち、生きてていいんだよ」
そこから始めなくてはならない人も、いるんだと思う。
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by rurucafe | 2006-09-13 21:23

その角をみぎ

寂しいときに、強がったり。
悲しいのに、無理矢理笑ったり。

そういうのをちょっとやめてみようと思う。

寂しかったら、寂しいと思う。
寂しいと思ったら、寂しさの中に身を置こう。

悲しいときに、悲しいと自覚する。
その感情をそのままに流そう。

楽しいのに、クールにきめたり。
嬉しいのに、抑えたり。

そういうのをちょっとやめてみようと思う。

楽しかったら、楽しいと口に出す。
口に出して、もっと楽しんじゃえ。

嬉しかったら、それを実感する。
嬉しさに埋もれて、歓喜の声出そう。

うん。そうしてみよう。

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by rurucafe | 2006-09-10 21:56

硯に向かう

どこかで読んだ。「メールにしちゃえば済むようなことも、ちょっと時間作って手紙にしてみる。案外考えているより簡単で、心が込められるもんだ」と。

かっくいー。

と影響されやすいワタシは、「お世話になった子」「遠くに住むおじいちゃんおばあちゃん」「今でも仲良しの中学時代の恩師」にお便りを出してみました。

いつもなら、ちょっとだらけてしまう、予定のない午後。
テレビを消して、ポストカードやレターセットを選んで、ひたすらその人のことやその人に報告したい自分のことを考えながら、机にしんと座り、ペンを取る。
何だかとても充実していました。

そして、書いた内容のことを反芻しながら、眠りにつく。受け取ったときのことを考えてみる。
何だかわくわく。

今度文房具屋さんに行ったら、新しい便せんと封筒を購入しようと思う。次書くときのことを思い浮かべながら。
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by rurucafe | 2006-09-08 21:28

スローダウン

ああ気分が悪い。
気持ちが悪い。

知らないところで、ワタシじゃないジブンがてくてくと1人歩く感じ。

そんなんじゃないと言っても、そんなんかもしれない。
違うって言っても、信じてはもらえない。

ああ、気持ちが悪い。
気分が悪い。

冷蔵庫に2つの気持ち。
冷やしたら、そのまま固まってしまうかな。

食べてもいいのか、それとも捨てるか。
捨ててもいいけど、甘さがわからない。

一度口にしたら、たぶん忘れられない。
だからきっと、気づいていなくてもわかったふりをしていく。

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by rurucafe | 2006-09-02 00:26