ルルのエッセイ


by rurucafe

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星の数ほど

必ず、人と人との間には別れがある。
出会えば、どういう形にしても、自然となのか、必然なのか、突然なのか、別れがやってくる。

残されたものは、それを受け入れなくてはならない。
どういう形にせよ、のみ込んで自分を取り戻さなくてはならない。

素晴らしい出会いに、哀しい別れ。
繰り返していくことが、人としてのつとめ。
なんて寂しいんだろう、何て苦しいんだろう。

でも、やっぱり、人と触れ合いたい。


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by rurucafe | 2006-11-19 19:21

弔う

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おじいちゃんと話した。
最近ワタシのおじいちゃんになった人。義理のおじいちゃんっていうのかな。

今までは話したことなかったけど、おばあちゃんの一周忌で会食が隣になった。
「自分はテレビをよく見る。歌は天童よしみと氷川きよしが好きだ」と言った。

氷川きよしなんて、ハイカラだな。きよしくんは万人にうけるのね、なんて思ってた。

そのときに、「おばあさんも歌が好きでね、とくに五木ひろしが好きだった」

ワタシのまわりの年配の女性で五木が好きという人は結構いるから、そうかぁやっぱりなぁなんて思っていた。

「いつも火曜日の8時と日曜日には歌の番組をやってる」

知ってる。うちの父親も好きで見てる。

「今でもおばあさんの写真と一緒にそのテレビを見るんだよ」と言った。
いい話だなぁ、じん・・・とした。自分と一番長く人生をともにして来た連れ合いが自分のことを思い、一年経った今でも時間を分け合ってくれている。素敵だな、と思う。

「昨日、また一緒にテレビ見てたらね、背中をさっと何かが触ったんだよ。あ、おばあさんだなぁって」
いい話だなぁ、微笑ましいなぁ。

「今でも、どこかに出かけるときにはおばあさんに"行ってくるからね"って声かける。まぁ聞こえてるかどうかわかんないけどなぁ」
そう言っておじいちゃんははにかんだ。

2人の歩んだ人生、いろんなことあっただろうし、そりゃあ素敵なことばかりでも楽しいことばかりでもなかったかもしれないけれど、2人で生きてきたんだという証がそこにある気がした。

初盆のときには、静かにそっと座ってる姿しか印象になかったけれど、一年経ってちょっと元気になったのかな。
その日のおじいちゃんはたくさん話してくれた。
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by rurucafe | 2006-11-06 21:49