ルルのエッセイ


by rurucafe

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たまごのきみ

ボクのこの両手で、あなたの頬を包んであげよう。
ボクのこの両腕で、あなたの背中を温めよう。
ボクのこの瞳はあなたをずっと見つめ続ける。

言ってくれるだけでいいのに、
別にそれ以上は求めないのに、
それすらしてくれないんだね。

どうしてダメなんだろう。
ほんとは他の誰かでもいい。
出来ればキミがいいけど。

別に誰でも構わない。
必要な誰かになりたいなんてことじゃなくて、
言葉をもらえる人に、
誰よりも先に、誰よりも長く、
見つめて欲しいだけ。

贅沢なことかな。
一番のキミの、ど真ん中にいつもいたいだけなんだけど。

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by rurucafe | 2008-05-25 22:26 | エコトバ

エール

わかっている。
あなたの今の苦しみ。
あなたのこころのうち。
ワタシには手にとるようにわかる。

なのに。
言葉が浮かばない、続かない。

差し伸べようとしているこの手は、
はたしてあなたの助けになるのだろうか。

迷う心が辿り着くのは、
かつての笑顔だけ。

ひょっとしてワタシが一番、
あなたを理解していないかもしれない。

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by rurucafe | 2008-05-20 22:31 | エコトバ

手をつないで

今、耐えられない現実に
押しつぶされそうになっている人。

満足できない現実を、
捨てようとしている人。

醜い現実から、
ドロップアウトしてしまった人。


一度諦めた世界に、
ふたたび漕ぎ出そうとしている人。

何かとありながら、
それでも笑おうとしている人。

全てに目をつぶって、
幸せだと言い聞かせている人。

全てを抱きしめて、
再び関わろうとする人。

大切な友達や、
大切な恋人や、
かつての親友や、
かつての恋人。
誰かを取り囲んでいるひとたち。
誰かに寄り添っているひとたち。
誰かとつながっているひとたち。
誰かと離れてしまったひとたち。

ひとたちの中にいる、ひとりぼっちのひと。
それぞれのひとりぼっちがつながって、
ようやく生きている。
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by rurucafe | 2008-05-14 21:22 | エッセイ

アイコイ

楽しかったこと、
嬉しかったこと、
全てがとろけて、混ざり合う。

見上げた空も、
眺めた雲も、
虹色に染まって1つになる。

耳障りのいいことだけ並べて、
甘いものだけ口にして、
やわらかい音楽に身を任せる。

その、何もかも。

いつかは消えてなくなってしまう。
残り香のない、透明な存在。
名前のない、曖昧な世界。

あなたが信じている、永遠という言葉。

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by rurucafe | 2008-05-10 15:26 | エコトバ

せつな、せつない

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その素晴らしき日々、
このいとおしい時間、
あの、輝かしい一瞬。

時間が止まるなんて、誰も思ってないさ。

永遠は、口にしたら終わり。
いつの間にか、その姿を消してしまう。

そんな時ボクは、切なさを持ち出してみるんだ。

期待してなんかないよ。
続くなんて思ってやしない。

逃げ道にだってきっと、堂々と歩ける場所がある。
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by rurucafe | 2008-05-07 22:50

めいてい

振り返ることがとっても苦手。
反省したら、何が変わるのだろう。
同じことなんて2度も起こりはしない。

そのたびの直感を磨くのなら、振り返る必要があるのだろうか。

記憶というシステムがある限り、
自分の先行きは永遠のような気がしてくる。

これが一番。
これが最後。

そんな風に思わなくて、何が面白いのだろう。

次があるさ。
また、がある。

そんな風に思えるからこそ、今ここに立っていられる。
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by rurucafe | 2008-05-02 20:51 | エッセイ