ルルのエッセイ


by rurucafe

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ともに手をとって

人は生きていれば、何かを削ぎ落として、何かを選択して、何かを落としていくものだと思う。

身軽になるとかいうことではなくて、選び抜くということではなく、仕方なく、追いつめられていく。

こんなはずじゃなかったのにな、なんて苦しんでられるうちはいいのだけど、ゆっくりじわりと、このままではいけないんだなと悟る。

一度悟ったら、あきらめという言葉とともにどんどん押し流される。

きっとそこに辿り着くには、相当の覚悟があって、それなりに悩んだりするのだけど結局従ったことに後悔しないように気をつけて生きていく。

それは自分をあやしながら生きていくことであり、他の同じ境遇の人と同盟を結ぶ事でもある。

何が悪いとかではなくて、当たり前にみんながしていることの波にのみ込まれる瞬間を自分で決めるのか、決められてしまうのかということ。
リミットがあることで、我に返る。そのリミットを短いか長いと感じるかで、気づく瞬間が狂ってくる。
ゴールがまだ遠いと思うのか、ゴールまでの道のりが大事だと思うか、どうせゴールテープが見えるならありったけ抵抗しようと思うか。

その帰路に今まさに立っている人。

さて、どうしましょう?
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by rurucafe | 2008-09-28 00:22 | エッセイ

さよなら、明日

誰かに縛られるって
そんなに悪いことじゃない。

自由という箱の中は
いつもたいてい独りぼっち

つめ跡をなぞれば落ち着くのに
それを見ることすらできない

あなたを縛るって
そんなに簡単なことじゃない。

本当はきっと
そんなことは望んでいない

真っ暗闇の中、
砂粒みたいな光を探して、
いつまでもよろよろと彷徨っていたい
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by rurucafe | 2008-09-17 21:09 | ポエム

よがり

幸せの形は人それぞれ。
こねて、丸めて、にぎってみせて。

指の間からこぼれたものにも、
未練なんてない。

幸せの近づき方も人それぞれ。
見て、触れて、頬ずりしてみせて。

遠くから眺めるだけでも、
その姿に惹かれてしまう。

自分勝手と言われても、
冷たすぎると言われても、
とくに気にすることはない。

誰にも、けっして
文句なんて言わせない。
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by rurucafe | 2008-09-08 07:57 | ポエム

暮れる

そろそろ諦めなさいよ。
言われ続けてきたし、
自分もそう思ってきたけど、

またそんな話をして、ちょっと気分は落ち気味。

誰が悪いとか、自分が悪いとか、
よくわからないけれど、

一日中、泥のように眠りたかったり、
海を眺めてたり、
そんな時間を過ごしたいと思ってしまう。

きっと一日眠ったって、好きな場所に身を置いたって、
大して状況は変わらないのだろうなと思う。

思い切り、洋服捨てたり、
鍋磨いたりしても、
何か変わるかわからない。

この、振り返った時間を見つめると、
途方もなさすぎて、呆然としてしまう。

スタートラインは果たしてどこだったんだろうな。
ゴールテープなんてこの先あるだろうか。

バカみたいな悩み。
呆れるほどのローテンション。

全て過去のものだと思っていたのだけど。
他人事だと思ってたけど。

しばらくこんな日々もいいのかなと思う。
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by rurucafe | 2008-09-08 06:59 | エッセイ

自分勝手

どうしようもない星の、
どうしようもない存在。

あなたが気づかないなら、心して笑ってあげる。
意味のない感傷を、大事に捨ててあげる。

狭い視界に切り取られた空、
低いところに押し込められた月、
そのどれもがキレイだというのならば、
どうか最後までそれを信じて。

甘ったるいこだわりをまとって、
どこまでも堕ちて行って。

後に残された重い荷物を、
きっと誰かが拾ってくれる。

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by rurucafe | 2008-09-05 22:20 | エコトバ