何のために撮るのか
2011年 02月 20日
つい先日おもむいた場所で「撮影は構わないですが、ブログに掲載するのはご遠慮願っています」と言われ、ちょっとたじろぎました。
今では飲食店でカメラを向けることに抵抗が薄れてきて、時々店主に了解を得るのも忘れてしまったりします。たいてい、過去にどこかのブログに掲載されているのを目にしていたり、お店の雰囲気で撮ってもいいかなと判断していたりして、ひょっとしてご迷惑に思われている方もいらっしゃるかも。
ただ、真正面から断られてちょっとひるんだのもありますが、いつもより撮影枚数が控えめでした。
昔ならこんなことなかったな。
例えば、誰かに渡そうと思って撮る、記念だから撮る、撮りたいと思えるような風景や構図だから撮る、そんな気持ちでカメラを握っていたように思う。
今は、撮るときにちょっと考えてしまう。こんなふうにブログに載せよう。こんなふうに言葉を選ぼう。
そして、素敵な風景もいつかはブログで使えるかも・・・と心のどこかで思ってしまう。
だからこそ、ブログ掲載を断れてしまった以上、撮影をして自分のパソコン内に保存しておくと、いつかどこかで使ってしまうかもしれないという危惧もあって躊躇してしまったということもある。
ただ、つまらない写真人生になってしまったのではないか。
ブログに操作されているのではないか・・・という苦々しい想いが残る。
書くのは楽しいし、やめようとは思わないけれど、趣味であるカメラの純粋な領域を侵さないように意識しなければいけないのかなと思う。
今では飲食店でカメラを向けることに抵抗が薄れてきて、時々店主に了解を得るのも忘れてしまったりします。たいてい、過去にどこかのブログに掲載されているのを目にしていたり、お店の雰囲気で撮ってもいいかなと判断していたりして、ひょっとしてご迷惑に思われている方もいらっしゃるかも。
ただ、真正面から断られてちょっとひるんだのもありますが、いつもより撮影枚数が控えめでした。
昔ならこんなことなかったな。
例えば、誰かに渡そうと思って撮る、記念だから撮る、撮りたいと思えるような風景や構図だから撮る、そんな気持ちでカメラを握っていたように思う。
今は、撮るときにちょっと考えてしまう。こんなふうにブログに載せよう。こんなふうに言葉を選ぼう。
そして、素敵な風景もいつかはブログで使えるかも・・・と心のどこかで思ってしまう。
だからこそ、ブログ掲載を断れてしまった以上、撮影をして自分のパソコン内に保存しておくと、いつかどこかで使ってしまうかもしれないという危惧もあって躊躇してしまったということもある。
ただ、つまらない写真人生になってしまったのではないか。
ブログに操作されているのではないか・・・という苦々しい想いが残る。
書くのは楽しいし、やめようとは思わないけれど、趣味であるカメラの純粋な領域を侵さないように意識しなければいけないのかなと思う。
by rurucafe
| 2011-02-20 23:42
| エッセイ